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英文契約書の読み書きを学ぶ『英文契約』シリーズ2009(基礎編)

  国際化の急激な進展に伴って、多くの業界で幅広く各種海外取引が行われています。しかし、日本語の国内契約とは大きく異なる英文契約の取引により、思わぬトラブルに巻き込まれる例も後を絶ちません。
  本会議所で、昨年度に開催した『英文契約シリーズ2008(基本編)・(特許・商標ライセンス編)』はご好評を頂き、さらに国際契約について学びたい、同様の講座を引き続き開講して欲しい、という声が多数寄せられています。
  そこで今年度は、英語と日本語の契約の違いや書き方のルールなど新しいテーマを加えながら、英文契約書を読み、そして作成するためのベースとなる知識と考え方を学ぶため、下記2講座を開催します。新たに英文契約書の業務を担当される方や、改めて英文契約の基本的な考え方を整理したいと思われる方にお薦めの講座です。
2講座通し受講料
(会員)40,000円 (非会員)64,000円(テキスト代、昼食代、消費税込み)
1講座受講料
(会員)20,000円 (非会員)32,000円(テキスト代、昼食代、消費税込み)
主催 大阪商工会議所
会場 大阪商工会議所会議室

<講師> 赤坂ビジネスコンサルティング代表 野口 幸雄 氏

  昭和36年4月東京大学法学部卒業と同時に、大手食品会社入社。米国、ドイツ、フランスの駐在員延べ8年間勤務などの後、本社法務部門の担当者・責任者(役員待遇)として約20年間、内外の合弁事業、M&A、輸出入、等の各方面の国際契約、及び訴訟業務に携わった。会社退職後、平成11年以来バベル・ユニバーシティの講師として、英文契約書の読み方/書き方の講座を担当、また、各地の日本貿易振興機構(JETRO)等で、英文契約書のセミナー講師を勤める。著書に「基礎からわかる英文契約書」(平成18年7月刊行、240ページ、(株)かんき出版)がある。

A.基礎から見直す英文契約書の読み方
  英文契約と日本の国内契約の違い、英文契約の基礎となっている英米法に関する基礎的な知識、読みこなしが難しいといわれる「一般条項」の易しい解説など幅広い角度から、英文契約の読みこなし方やそのスキルを向上には何をどのように訓練すればよいか、といった方向性について学ぶ。
◆日時 平成21年6月18日(木) 10:00〜16:30(休憩1時間あり)

 プ ロ グ ラ ム

(1) 英文国際契約の構造と特質
  1. 冒頭部分(契約の効力発生日、前文、約因文言、等)
  2. 実質条項部分(契約当事者の権利・義務に関する条文)
  3. 一般条項部分(契約の運営・解釈に関する法的な取決め)
  4. 末尾文言部分 (調印権限問題、等)
(2) 英文國際契約と日本語国内契約との違い
  1. 英文國際契約の日本語への翻訳時の留意点
(3) 国際契約のものの考え方
  1. 日本とアングロ・サクソン系の差異
  2. 個別論
(4) 英文国際契約の種類とその特徴
  1. レター・オブ・インテント ( Letter of Intent)
  2. 秘密保持契約 (Confidentiality Agreement)
  3. 国際売買契約 (Sale of Goods Agreement)
  4. 販売店契約 (Distributorship Agreement)
  5.

技術ライセンス契約(Technology License Agreement )

  6. 合弁事業契約 (Joint Venture Agreement )
(5) 主な一般条項 (General Provisions)
  1. 英文契約の一般条項の機能
  2. 汎用性の大きい一般条項(約15種類)の個別的・徹底的な検討

英文商標ライセンスの基礎知識
  英文契約書の最終的なチェックは専門家に委ねるにしても、原案や下書きを国際取引担当者が自ら書かなければならないという現実のニーズに即して、最低限知っておくべき知識とスキルを理解し、どういった方法と修練によって必要なスキルが身につけられるか、について学ぶ。
◆日時 平成21年6月19日(火) 10:00〜16:30(休憩1時間あり)

 プ ロ グ ラ ム

(1) 英文契約の書き方ルール
  1. 英文契約書はどうやって書くのか
  2. 「ゼロベースから和文英訳する」方式
  3. 「類似の英文契約書の条文を編集する」方式
  4. インターネットのfindlawサイトの利用法
(2) 英文契約書の書き方で習熟すべき要素
  1. 法律英語の特徴
  2. 法律英語の英文法・専門用語、他
(3) 実質条項の書き方実技・小技
  1. 基本的なアプローチ
  2. 日本語の特徴を踏まえた個別的なアプローチ その1
  3. 英語の特徴を踏まえた個別的なアプローチ その2

お申し込み方法:
申込方法 下記の受講申込書に必要事項を記入の上、FAXでお申し込みください。
受講料は下記銀行口座へ6月17日(水)までにお振込みください。(振込手数料は貴社にてご負担下さい)
入金確認後、開催日の1週間前頃に受講票を受講者宛にFAXでお送り致します。
振込後のキャンセルは料金をお返しいたしかねますので参加申込の方のご都合が悪い場合は代理の方のご参加をお願いします。
 
ご記入いただいた情報は、大阪商工会議所からの各種連絡・情報提供のために利用するのをはじめ、講師には参加者名簿として配布します。
※大商の個人情報保護基本方針及び個人情報の取得・利用・提供に関するお知らせ
下記の申込書に必要事項を記入し、FAXでお申し込み下さい。
6月18日の申込みの方
FAXでお申込み
6月19日の申込みの方
FAXでお申込み
6月18日・19日の申込みの方
FAXでお申込み
※申込書はPDFファイルです。
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お振込先
口座名:大阪商工会議所(オオサカショウコウカイギショ)
りそな銀行 大阪営業部   (当座)   808726
三井住友銀行   船場支店 (当座) 210764
三菱東京UFJ銀行 瓦町支店 (当座) 105251
お問合せ 大阪商工会議所 国際部 清水、竈門(かまど)
TEL: 06-6944-6400  FAX: 06-6944-6293 E-mail: ryo-shimizu@osaka.cci.or.jp


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2009.6.8更新

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